またしても恩田さん。
最近ちょっとはまり気味。
これは半年以内に出た新作というのと、本の装丁がミステリアスでよかったので気が惹かれました。
『MAZE』(双葉社/恩田陸)
白い長方形で、窓もない、建物があった。
建物、と呼ぶにはおかしいかもしれない。なぜなら「それ」には天井がないからだ。
中はグルグルと迷路になっている。
いつからあったのか知らない。それはともかく、昔からあった。
そこにたどり着くのは大変で、細い一本道を抜けなくてはならず、大きな機械はおろか、車も通らない。人が、歩いてたどり着くしかないのだ。
しかし、そこには伝説があった。
メカニズムはわからない。だが、確かに、
人が消える
のだ。
そこに入ったら、出て来れない。
入り口は一つ。
道は入り組んでいるので、何人かで入っても、すぐにそのうちの誰かは視界から消えてしまう。話す声も途切れる。その瞬間に、人が消えてしまうのだ。それも、忽然と、唐突に、跡形もなく。
そこに、今日、ヘリコプターと何人かの集団がやってきてキャンプを張った。
メンバーは4人。他はただの補給隊である。
彼等の使命は―
人が消えるメカニズムを解き明かすこと。
こわい!!
ぞくぞくした!その場の空気をすごくリアルに盛あげてきて、
は〜恐かったよ〜
夜に読んでたら落ち着かなくなっちゃったよー
ジャンルとしてはホラーじゃなくミステリーだど、並のホラーより恐い!
『六番目の小夜子』のときのように、来た〜!
最後の現実的な説より、途中の妄想的説の方が説得力があるから不思議。
結局はどういうことだったのか・・・?わからないままに、
今も「それ」は、ある。
最近ちょっとはまり気味。
これは半年以内に出た新作というのと、本の装丁がミステリアスでよかったので気が惹かれました。
『MAZE』(双葉社/恩田陸)
白い長方形で、窓もない、建物があった。
建物、と呼ぶにはおかしいかもしれない。なぜなら「それ」には天井がないからだ。
中はグルグルと迷路になっている。
いつからあったのか知らない。それはともかく、昔からあった。
そこにたどり着くのは大変で、細い一本道を抜けなくてはならず、大きな機械はおろか、車も通らない。人が、歩いてたどり着くしかないのだ。
しかし、そこには伝説があった。
メカニズムはわからない。だが、確かに、
人が消える
のだ。
そこに入ったら、出て来れない。
入り口は一つ。
道は入り組んでいるので、何人かで入っても、すぐにそのうちの誰かは視界から消えてしまう。話す声も途切れる。その瞬間に、人が消えてしまうのだ。それも、忽然と、唐突に、跡形もなく。
そこに、今日、ヘリコプターと何人かの集団がやってきてキャンプを張った。
メンバーは4人。他はただの補給隊である。
彼等の使命は―
人が消えるメカニズムを解き明かすこと。
こわい!!
ぞくぞくした!その場の空気をすごくリアルに盛あげてきて、
は〜恐かったよ〜
夜に読んでたら落ち着かなくなっちゃったよー
ジャンルとしてはホラーじゃなくミステリーだど、並のホラーより恐い!
『六番目の小夜子』のときのように、来た〜!
最後の現実的な説より、途中の妄想的説の方が説得力があるから不思議。
結局はどういうことだったのか・・・?わからないままに、
今も「それ」は、ある。
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