空爆反対!!

2001年10月10日
なんてことを!
ついにアメリカがアフガニスタンに空爆を開始してしまいましたね。
それも3夜連続!
夜ってのがまた、ヤですね!

テロリストに対して空爆したって意味がないのはわかるでしょうに!
武器工場とか秘密基地になりそうな所を空爆していっているそうですが、
空からじゃあどうしても被害が外にも及びます。
実際及んでいるでしょう。(NGO職員の4人も然り)
地上軍しか意味がないと思います。

でもね、地上か空爆か以前に、
テロに戦争してどうする!!
「新しい戦争(New kind of war)」と言いますが、
それよりも簡単に、「テロ対策拡大!」と言えばいいでしょう!
テロは犯罪で、戦争とは別と考えるのが従来の国際法の考え方だそうです。
犯罪は裁判で裁くべきで、裁くにはその犯罪の背景や原因を探るもの。
テロを根底から無くすには、一気にテロの軍事基地を潰すよりも、テロがいかにして起こったか、その背景を見て、原因を長期に渡って解決していく方が効果的だろうと思います。

これまでもアメリカはアフガニスタンに対して戦争を始めるといってきたけど、
密かに私は、それはただの脅しだと思っていたのです。
いつまでも逃げ隠れしているオサマ・ビンラディンは嫌な感じだし、
それを守っているだろうタリバン政権にその程度の圧力をかけるのはありだろうと思ってきたのです。

が、しかし現実に戦火を上げるなんて・・・。
私はイスラムの人々が言うように、
オサマ・ビンラディンはイスラム法で(すなわちコーランに則って)裁くべきだと思います。
それなら彼も自分がアラーに従ってはいないと認めて反省するんじゃないでしょうか。
罪の意識を持たせるのが犯罪を裁く上でもっとも大切なことなはずです。

逆にアメリカの空爆は、長引けば長引くほど、
またアメリカの横暴がやってきた、と反感が強まるだけだろうと思います。
この空爆に、せめて節度を求めたいと思います。

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