『アメリ』

2002年3月27日 映画
楽しかった♪
とても可愛い映画でした^^

アメリはちょっと変わっていて、
学校にも行かなかったために、友達がいない。
「世間と関係を結ぶことができない」と自分でも思っていて、
空想の世界に生きていた。

そんなアメリは大人になって自立して、カフェ”ドゥ・ムーラン”で働くようになる。
ある日アメリは自分の部屋で、
偶然に古びたお菓子の缶をみつける。
それはかつてその部屋に住んでいた男の子が隠した宝箱で、
アメリはその宝箱を今ではすっかり大人になっている持ち主に返してみようと考える。
もしそれで、持ち主に何かを与えることができたら・・・
できたら自分の殻から飛び出そう。
こうしてアメリは思い付きの悪戯で周りの人々を幸せにしていく。
そんなアメリ、ふと、ある人が気になっていることに気づいて・・・。

アメリは変わってるんですよー
奇妙にひねくれた変わり者。
だけど人には好かれていて、
お茶目で可愛い。
ついつい最後にはアメリの幸せを願っている。
最後はなんだかほんわりとこちらも嬉しくなりました。

余談。
世間にこんな子いないだろうなーと普通は思うんでしょうが、
私は妙に親近感があって。
なんか知ってるぞ、このノリ!
一緒に見に行った友達と似ている・・・!
こんな人いないだろう〜と笑いながら、
ハタと(^^;
映画終わって最初に「あんたみたいだね」と声をかけてしまいました(^^;

映像好きな人にも、凝った映像でいいんじゃないかな。
ほのぼのとしていながらも、けっこう随所随所はシュール。
アメリのする悪戯や空想なんかもね。
あっさりさらりとしていながら不思議な感じも残ってる。

それから、またしても個人的な話だけど、
町のポスターも私好みでした。
『ちいさなちいさな王様』という童話みたいなお話があるんですが、
その挿絵のミヒャエル・ゾーヴァの絵(ブタが犬のようにせっせと車道を走っていたり、現実世界と空想が妙に調和した、変な夢にありそうな絵なんです)みたいで、私は好きです。

かなり独断と偏見の評価:9

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