今度は劇場公開中の映画日記。
予想してたよりはよかったですよ。

わけあってH.G.ウェルズに執着があって、
原作の『タイムマシン』も読んだのです。(創元推理文庫『HGウェルズSF傑作集1』)
けっこうブラックだった・・・(^^;
いやおもしろかったんですけどね。星新一のショートショートみたいで(いやそれは順序が逆か)。
でも、原作じゃ過去には一度も向かわないので、
これは映画は原作とは全然違うんだろうな、と。
そんなわけで、けっこう一気に期待感が薄れたものの、もう友達と約束してたので、行ってきました。

そしたら、期待がほとんどなかった分(?)、よかったです。
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アレキサンダーは研究バカの大学教授。
周りから見れば変わった人とばかり付き合う人間だったが、
友人の紹介で出会ったエマと恋仲になり、
プロポーズ。
・・・と思ったその晩に、エマは死んでしまった。
どうしてエマは死んでしまったんだろう。
それをやり直せないものか?
アレキサンダーはより研究にのめりこんだ。
そして、・・・タイムマシンは完成した。
心配する友人や家政婦を振り切って、
アレキサンダーは過去へ向かう。
過去を変えるために・・・

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主人公は未来へは行かないのかと思っていたけど、
ちゃんと未来行きました。
原作どおり西暦80万年以上の未来へ。
そこには原作どおり「彼ら」がいたしね。
見かけとかの性質は違いましたが。
実はストーリー的にはありがちだったけど、
原作の精神は残してたし。
うん。
けっこう、よかったです。
SFX満載のハリウッド映画ってあまり興味なかったのですが、
それほどSFXだらけでもなかったし。
人間は未来へ向かって生きなくちゃ!

まったく勝手な評価:5(10段階評価。中。でも悪くなかったんですって、本当にv)

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