『猫の恩返し』

最近ご無沙汰になっておりました、映画日記。
ジブリの最新作、しかし宮崎駿監督ではない作品。
あんまり映画っぽくないかも、と思いましたが、楽しめました。

『猫の恩返し』

主人公ハルはある日、車に轢かれそうになった猫を助けた。
はーよかった、とハルが思う間もなく、
なんとその猫は、「ありがとうございました」と人語を喋り、「先を急いでおりますので」と呆然とするハルを残していってしまう。
その夜、ハルの家の前にすごい数の猫が集まってきた。それも、「猫行列」を作って。
その猫がいうには、ハルが助けたのは猫の国の王子だったらしい。
「お礼を贈ります」という猫の恩返し作戦が始まった。
ついにはハルを猫の国へ招待するという。
大迷惑のハルは、どうにかしてもらおうと、不思議な声に導かれて、バロンとムタのいる猫の事務所へ向かう・・・。

あらすじ、というか最初の方の内容はこんな感じです。
主題歌が好きー♪
この軽やかさはこの世界観にピッタリだと思うのよね。
んな、あんたそれでいーのか？とハルちゃんにはさんざん突っ込んでたけど、
このナンセンスさがこの映画のウリなんだろうな、と思って気楽ぅ〜に見てました。
バロンや町田くんのかっこよすぎるあたりは、
まさしく少女漫画！ひさしぶりに純粋な少女漫画を見た気になりました♪
のんびりと楽しかったです。
女の子には、なんとなく、楽しめと思います。
なんとなく「いいことないなぁ。いいことないかなぁ」と思って、
まぁお礼だというし、いいことだとあっちは思ってるんだし、となんとなく流されていく気分が。
かわいいんですが、現実はこんなに甘くない、と知ってる部分がきっとハルにもあるので、
そこがナンセンスさをかもし出しているのではないか、と。
男性で、少女漫画のおもしろさがよくわからない方には、そんなに受けがよくないかもしれませんが…。

『ギブリーズ　episord2』

フツーな人々の、でも少し変な人々の、ちょっとした日常が、ドラマで、楽しかった。
でも結局、特にストーリーがあるわけではないので、わけわからないと思う人もいるだろうけど、
私は、そのわけのわからさとか、映像の雰囲気とかを楽しむものだと思って、見ていました。
カレー勝負がよかった♪

この2本を平均した、超個人的評価:5.5(やや普通の上)(10段階評価)