久しぶりに映画館。チャン・イーモウ監督ファンなんで。

『英雄〜HREO〜』(1時間半くらい?)

中国統一を目指す秦の大王を悩ませてきた、3人の刺客。長空、残剣と飛雪。
その3人を倒したという、無名が大王に謁見を許され、その顛末を語る。
話は二転三転し、実は・・・
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かっこええー!!(><)

武侠(武術と義侠を極める)映画だそうですが、
そんなことはよくわからんのでどーでもいい。
しかし、カッコイイ!!
アクションがカッコイイのではなく(それもかっこいいですが、それはワタシ的に脇役)、無名やその他の刺客たちの生き方が、
カッコイイ!!

チャン・イーモウ、東洋の心を知ってるね!

3人の刺客を討つエピソードが二転三転しますが、
その転じるごとに場面の色が変わるので、
シーンを振り返ると、意外にも場面は整理しやすいです。

しかし、映像(画面)のキレイさっつったら、こりゃー、芸術だねー!!
それだけでも見る価値あり。

音楽も、ずーっと中国の伝統楽器だけを使ってるみたいで、
監督が生粋の「東洋」(中国?)を意識していることが感じられます。

これはハリウッドには作れない。

こういう話は、少なくともジョージ・W.ブッシュさんのようなアメリカ人の思考回路には、理解できないかも。
実に大陸的。
ヨーロッパ映画にちょっと似た雰囲気もあります。
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生き様の格好良さを魅せる評価:9.8(上の上)
話が二転三転するので、ちょっとこんがらがるので、-0.2。でも、惚れる。

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