ひさしぶりに読書日記。

『カレーライフ』竹内 真/集英社、ハードカバー

祖父の葬式で、まだ子供だった5人の従兄弟は、「カレー屋をやろう」と話していた。
父はそれを聞いていて、
遺言のように「カレー屋をやるんだろう」と土地の権利書をくれた。
そんなわけで、僕は、20歳にして就職も決まってたんだけど、
「カレー屋をやるのかなぁ」と、一緒に話していた従兄弟たちに会いに、
富士五湖へサイクリング、
気がついたらアメリカ、
勢いでインド、
もう行かないわけに行かなくて沖縄、
そして最後は・・・

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こんなあらすじ。

すげーおもしろかった。

カレー食べたくなるし、沖縄料理食べたくなるし、
バックパッカー旅行だってやりたくなる!

いとこたちの性格の違いも、年の違いもあって、いろんな目線で感じられる。
まだ「青春」という感じ。

「なりゆきまかせ」な主人公が、「思いつきでがーっト行動しちゃう」従兄弟のワタルと共に、
もっときちんといろいろ考えてる年長の従兄弟たちと会って、
ついでにカレーの研究までしちゃって、
将来のこととか、父や祖父の人生とか、いろんなことを発見するのです。

私はこの本を、「青春の一冊」と呼びたいです。
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人生も旅だ!と感想書きながら思った度:8(上)

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