昨日からアテネオリンピックが開幕しましたね!
お祭好きなので、もうわくわくどきどきです。
もうサッカーなどは開幕前に試合だけ始まっていますが。
地球を半周した先で、今、この瞬間に、202もの国の人々が集まっているなんて、なんだか信じられません。
開会式の入場行進をテレビで見ていて、なんだか圧倒されてしまいました。

この入場行進、ギリシアン・アルファベット順に並んでの行進で、
ギリシア語でのアナウンスがおもしろい。
フランスはガリア、ドイツはゲルマニア、スペインはイスパニア
ギリシア語で聞くと、アレキサンドロスやギリシア都市国家が栄えた頃が本当に今につながっているのが感じられて、不思議な気がします。

その入場行進、見ていると、本当にいろいろな国がいろいろなスタンスで参加しているというのを感じます。

同じイスラム圏のアラブ諸国でも、
女性が参加する国、しない国、女性が必ずベールをかぶる国、ゆったりした服を着る国、そうでない国、
ヨルダンのアサド大統領の写真を掲げながらの行進も印象的でした。

アフリカはどの地域よりも相対的に出場人数が少ない国が多いし、
アフリカではブラック・アフリカンよりもホワイト・アフリカンに近そうな選手が多い。

歓声からも、
ギリシアとの関係が強いかどうか、
応援にくることのできる経済的政治的な余裕がある国か
なども考えてしまいます。

でも、そんないろいろな事情を抱えた国々が、それぞれの思いを抱えながらも、
一緒になって参加することがあるというのは、やっぱりすごいです。
感動・・・。

メダルを取る世界のスター選手も、
国の代表になったけれど世界ではまだまだになってしまう選手達も、
みんな頑張って欲しい・・・。

オリンピック休戦が本当に実現する国々が多ければ、もっといいのですが。

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