映画日記『ビッグ・フィッシュ』
2005年8月23日 映画
005/7/9にレンタルで見たやつ。
『ビッグ・フィッシュ』(125分・DVD)
最高の映画でした!
ティム・バートンの世界が大好きなで、それだけでも期待いっぱいだけど、
その期待を全然裏切らなかった。
現実の混じった幻想の世界。
------------
父、エドワード・ブルームは社交的で、いつも楽しいお話で、誰にでも好かれる。
でも、息子のウィルは、小さい頃からそのお話を聞き飽きて、父に反発を覚え、
結婚式の日に父子は断絶する。
しかし、母からその父の病が悪い、という連絡が来た。
最後に会えるように、世話をするために、実家へ帰るが、
「父の話は全部嘘だ。真実の姿がわからない」と感じているウィルは、
どう父に接していいかわからないで、気まずい気分でいる・・・
--------------------
ファンタスティックなエドワード・ブルームのお話の数々が、
すごく素敵だ。
映像が綺麗。音楽が綺麗。見せ方が綺麗。でも、どれもちょっとユニークでシュールなのがいい。
「事実だけじゃ面白くない」というエドのスタンスは、
理想主義な私にはすごく共感を覚える。
真実も嘘も、白も黒も入り混じっていて、どっちだけとも言えない。って
ティム・バートンが音声解説で言ってて、すごく共感。
こういうのがティム・バートンの感覚と近いから、
ティム作品が好きなのかもしれない。
どの「お話」も好きだけど、
スペクターの町のエピソードは、すごいと思った。
明るい町だけど、明るすぎて不安を覚える町。
そして町を出るまで結局何も起きない。
こういうのを映像で表すのってなんだか難しい気がする。
音楽まで明るいのに、そこはかとなく不安を覚えるってなんかすごい。
ものすごい告白シーンにも、すごく微笑んでしまったけど、
ユアン・マクレガーの瞳キラキラ感がすごい(笑)
水仙って、英語でナルキッススだと思ってたけど、
ダンジェリーンって言ってるよなーv
どうなんだろ。まあいいや。
あの黄色い花畑が水仙だとは思っていなかった。
日本だと水仙って白いイメージなのに、アメリカだと黄色なのかな?
ものすごく美しくて、ものすごくロマンチック。
なんでもいいけど、エドワードのお話に出てくる人、ものすごーく綺麗な人が多い!
スペクターのジェニーちゃんも美人だし、
若い頃のサンドラも絵本みたいな美人!
って言えば、若い頃のエドワードもユアンだからカッコイイんだけどね。
記憶は常に美化される、ってこと?
父の最期のシーン、よかった・・・
ウィルがいいよ〜・・・あの場面で、父にファンタジーを語るって、
すごくつらいんじゃないかと・・・。
その分、語るウィルにも泣けてしまった・・・。
ファンタスティックで、夢のように素敵なお話が続々出てきて、
「そんなにヒーロー譚ばかりなわけがない」「全部嘘だ」っていう息子に、
冷めた目も持って少し寂しいけれど、
でも、
お話が、ただのお話じゃないんだ、リアルもまじってるんだ、っていうのが、
すごい救われた。
夢の世界をトーキー映画のように描いた映画度:5(5段階評価)
(私のお気に入り映画のリストに確実に載ります)
『ビッグ・フィッシュ』(125分・DVD)
最高の映画でした!
ティム・バートンの世界が大好きなで、それだけでも期待いっぱいだけど、
その期待を全然裏切らなかった。
現実の混じった幻想の世界。
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父、エドワード・ブルームは社交的で、いつも楽しいお話で、誰にでも好かれる。
でも、息子のウィルは、小さい頃からそのお話を聞き飽きて、父に反発を覚え、
結婚式の日に父子は断絶する。
しかし、母からその父の病が悪い、という連絡が来た。
最後に会えるように、世話をするために、実家へ帰るが、
「父の話は全部嘘だ。真実の姿がわからない」と感じているウィルは、
どう父に接していいかわからないで、気まずい気分でいる・・・
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ファンタスティックなエドワード・ブルームのお話の数々が、
すごく素敵だ。
映像が綺麗。音楽が綺麗。見せ方が綺麗。でも、どれもちょっとユニークでシュールなのがいい。
「事実だけじゃ面白くない」というエドのスタンスは、
理想主義な私にはすごく共感を覚える。
真実も嘘も、白も黒も入り混じっていて、どっちだけとも言えない。って
ティム・バートンが音声解説で言ってて、すごく共感。
こういうのがティム・バートンの感覚と近いから、
ティム作品が好きなのかもしれない。
どの「お話」も好きだけど、
スペクターの町のエピソードは、すごいと思った。
明るい町だけど、明るすぎて不安を覚える町。
そして町を出るまで結局何も起きない。
こういうのを映像で表すのってなんだか難しい気がする。
音楽まで明るいのに、そこはかとなく不安を覚えるってなんかすごい。
ものすごい告白シーンにも、すごく微笑んでしまったけど、
ユアン・マクレガーの瞳キラキラ感がすごい(笑)
水仙って、英語でナルキッススだと思ってたけど、
ダンジェリーンって言ってるよなーv
どうなんだろ。まあいいや。
あの黄色い花畑が水仙だとは思っていなかった。
日本だと水仙って白いイメージなのに、アメリカだと黄色なのかな?
ものすごく美しくて、ものすごくロマンチック。
なんでもいいけど、エドワードのお話に出てくる人、ものすごーく綺麗な人が多い!
スペクターのジェニーちゃんも美人だし、
若い頃のサンドラも絵本みたいな美人!
って言えば、若い頃のエドワードもユアンだからカッコイイんだけどね。
記憶は常に美化される、ってこと?
父の最期のシーン、よかった・・・
ウィルがいいよ〜・・・あの場面で、父にファンタジーを語るって、
すごくつらいんじゃないかと・・・。
その分、語るウィルにも泣けてしまった・・・。
ファンタスティックで、夢のように素敵なお話が続々出てきて、
「そんなにヒーロー譚ばかりなわけがない」「全部嘘だ」っていう息子に、
冷めた目も持って少し寂しいけれど、
でも、
お話が、ただのお話じゃないんだ、リアルもまじってるんだ、っていうのが、
すごい救われた。
夢の世界をトーキー映画のように描いた映画度:5(5段階評価)
(私のお気に入り映画のリストに確実に載ります)
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