同じスケジュールでドライバーさんがお迎えに来るので、早めに起床。

やっぱりパッキングを整えてから、荷物を抱えてロビーへ。
タシュケントのマリカと違って、平屋なので荷物をロビーへ運ぶのもラクチンだ。

朝食はバイキング形式。美味しいチーズを何種類か選べてよかった♪
昨夜はあまり話せなかったので、今朝は少しホテルの人達とコミニュケーションを取りながら、食事をとった。
レセプショニストくんも若くてかわいいが、半分ウェイターのレセプショニスト補助くんも若かった・・・。

ちょうど食事を終えたくらいに、昨日と同じドライバーさんがお迎えに来た。ドライバーさんてば、今日もちょっと怖い人みたいなサングラス(^^;
そのドライバーさんから、(レセプショニストくんの通訳を介して)元のツアー予定には入ってないが、オプションで陶器の工房を見に、ギジドゥバンに行かないかと言われる。

まあどうでもいいかなー、工房って言うより土産もの屋の盛大なのじゃないのーと思いつつ、
ブハラに向かう通り道だというので、せっかくなので行くことにした。
オプショナル・フィーも二人で10ドルで、大して吹っかけられなかったし

ホテルのレセプショニストとメアドを交換し(昨日のガイドくんとも交換した)、
ブハラへ向けて出発する。

サマルカンド→ブハラの所要時間は、同じく車で4時間程度。

昨日より疲れているせいもあって、すぐにうとうと眠ってしまった。

目が覚めてみると、人ごみにはまっていた。
日曜日だからか、バザールの賑わいが途中に何箇所もあって、所々混雑している。
面白そうだったけど、あまりにも人の往来が近く、無断ではカメラを向けにくくて、写真は撮っていない。・・・が、あの周りの人たち、結構、我々を物珍しそうに見ていたので、あっちの方が写真でも取りたかったのかもねv

-------<ギジドゥバン>-------
ギジドゥバンは、思っていたよりかなりブハラ寄りだった。

予想よりギジドゥバンの工房はかなり「普通」で、本当に普通の自分の家の工房を公開してる感じ。

最初、かわいい13歳の女の子が出てきて、家族のミュージアムを案内してくれる。
ちゃんと英語を喋ってくれた。すごい。
代々男も女もみんな陶器に携わってきた有名な家らしい。
チャールズ皇太子の来訪時にも贈られたり、有名な人たちもここの陶器を持っているそうだ。

素焼きの状態、釉薬を塗った状態ときて、いよいよ焼きの説明辺りで、
お姉ちゃんらしき人が出てきて代わった。お姉さんはさすがに妹よりは流暢に英語を話す。
陶器だけでなく、家の女達が作ったスザニも展示していた。
スザニは、老いも若きも、みんなが手伝って作れる、いい仕事だそうだ。

一通り、説明が終わると、お茶を飲ませてくれて休憩させてくれた。少しお喋りする。
ドライバーさんの通訳にも少しなってくれる。
やはり彼も、私達をもっと若いと思っていたらしい(やっぱりな(--;))。
だが、お姉さん、日本人の感覚で見る見た目より少し上だろうと思ったが(予想20歳)、
意外に日本人感覚並の年齢で、大学生になったばかりの18歳だった。

彼女も昨日のガイドくんのように、
英語の他にロシア語はもちろん、韓国語も勉強中で、多少できるらしい。みんなすごいなあ…。

意外とあっさりと、家庭的なギジドゥバンでのブレイクタイムを終え、
そこから1時間程度でブハラに着いた。
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ブハラの宿は「歩き方」にもあるSHIYABUSH。

中庭を二つ越え、吹き抜けの二階の部屋だった。
ここのレセプションは、ひとつめの中庭(前庭と呼ぶべき?)にある。
つまり、「外」にレセプションがあるのだ。一応雨はしのげるようになっているけど、夜は寒いんじゃなかろーか・・・

このホテル、旧市街の境辺りにあるようで、ラビハウズへ向かおうとして、その辺の人達に聞きながら行ったら、
いきなり旧市街の普通の道に迷ってしまった。

確かに道はわかりにくかったけど、
その辺の人達が気さくに「アロー」とか言ってきてくれ、番犬の小さい犬をからかったら吼えられたりして、昔ながらの住宅地を歩くのも結構面白かった。
「ラビハウズ?」だけで、道を請うと、
みんなウズベク語だかロシア語で、「あっちだ」と指を指してくれた。言葉がこんなに通じなくても、みんなとても親切にしてくれる。・・・日本もこうなったらいいのに・・・

旧市街の土壁を通り抜けると、急に緑に囲まれた公園らしき場所に出た。

それは、マゴキ・アッタリ・モスクの脇の公園で、
そこを通ると、そこで通りすがりの男性二人に、
「一緒に写真を撮ってもいいか」と聞かれたので、さくっと応じてみた。
結構いろんな顔の人がいるから、日本人も目新しくないと思うんだけど・・・、
この国のあちこちで「美人だ」と言われてきた友人を撮りたかったのかもしれない(みんな紳士なのでもちろん、「そっちはいらない」とは言わないが)(笑)。

---<ラビハウズ>------
ラビハウズは本当に憩いの塲という感じで、
(旧市街を通ったのもあるが)あまり大きな都会ではないブハラにしては、初めて人が集まっている場所を見た。
乾いた旧市街の土壁を見てきた後の目には、なんだか不思議な気がした。オアシスってこういうことかもしれない。

池の周りはチャイハナで囲まれており、観光客らしい外国人も現地の人も、どちらもテーブルに着いている。
池には白鳥がたくさんいて、「白鳥の小屋」が、水に浮かべた犬小屋よろしく浮いていた。
野良犬や野良猫(?子猫に見えた)が人々のおこぼれを貰いに寄って来ていた。
このチャイハナで昼食を摂って、ブハラ散策開始!

(続く)

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