「電気はエコ!」?
2007年1月27日ちょいとつぶやき。
「電気は環境に影響の少ないエネルギー」って
よく言いますが、
これってウソらしい。
初めて聞いたときはなんか違和感でしたが、
今じゃ「電気は地球に優しい」の方が違和感あります。
石油とかガスとかが、地球温暖化に影響するっていうのは、とてもわかりやすいのだと思います。
石油やガスを燃やす = 二酸化炭素が出る
っていうのは、そりゃーもう、小学校の理科の実験から知ってることですから。
で、耳タコ並みに「二酸化炭素は地球温暖化を進める気体です」ってことは、テレビでも小学校でも言ってる。
一方、電気なら、
電気を使うときに火や煙を見ない。 = 二酸化炭素は出てない。
って簡単に思っちゃう。
ガスレンジは「点火!ってかっこいいよねー」だかなんだか東京ガスのCMでもやってましたが、
使うそのときに、火を見る。
だから、「自分、二酸化炭素ってやつ、出してんじゃじゃねー?」って気分にもなりやすいんですよね。
オール電化の電磁調理器具だと、火がないのに、調理ができちゃう。
「おぉー、自分、エコライフしてる!」
そんな気がしますよねー。
エコな実感が伴うわけで、わかりやすく、「地球に優しい」とか思える。
でも、電気は、家で作ってるものじゃないのです。
発電所で、電気は石油やガスを燃やして作る
のが現在の日本では主流らしい。
(エネルギー教育研究会)http://www.denki.gr.jp/images/book2006/150dpi/g02.jpg
・・・あれ?
燃やさないからエコ なハズの電気が、燃やして作られてる。
燃やして、蒸気とかそういうものを使って、タービンとかいう風車みたいなものを回して作ってる、
っていうじゃないですか。
石油やガスと変わらないぢゃん。
それどころか、ガスを家で燃やすより、
発電所で一回燃やして蒸気で回して作るっていう手間をかけてるわけですから、
ガスを燃やして直接使うエネルギーより、
ガスから電気に作り変えたエネルギーの方が小さい
って、思いません?
さらに、
電気は、発電所で作って、長い電線を伝わって、家まで届く。
お湯を遠くで沸かして、長いパイプを通って、うちのお風呂に入れてるとすると、
お湯は沸かしたときより冷めていて当たり前だと思うんですよ。
電気だって、発電所で作ったときより、エネルギーが小さくなってるんじゃないでしょうか?
ね?
なんか、電気ってもったいなくないですか?
電気は、
とても使いやすいエネルギーだけど、
熱効率の悪いエネルギー
というのが、本当のところだと思っています。
石油ストーブを燃やすより、エアコンの方が室内の空気はクリーンですが、
部屋の外のことまで考えたら、
変わらない or エアコンの方が空気を汚している
のかもしれない。
「電気はエコだ」って胸張って言えるようになるには、
発電方法がエコにならなきゃダメでしょう。
発電材料を、太陽とか風とか地熱とか、自然なものをメインにできる。
石油やガスを使っても、効率よく電気に作り変えられる。
そういう日が来るといいですよね。
もちろん電力会社だって、効率が上がった方が儲けになるんですから、頑張っているに違いないのです。(応援してますよ、電力会社のみなさん!!)
だけどねー。
「オール電化でエコな暮らし」の嘘臭さが、CMも多くて、なんだか・・・。
こういう「わかりやすくてホントっぽい、実は嘘」って、
「あるある」だけじゃなくて、いろいろあると思うのです。
「電気は環境に影響の少ないエネルギー」って
よく言いますが、
これってウソらしい。
初めて聞いたときはなんか違和感でしたが、
今じゃ「電気は地球に優しい」の方が違和感あります。
石油とかガスとかが、地球温暖化に影響するっていうのは、とてもわかりやすいのだと思います。
石油やガスを燃やす = 二酸化炭素が出る
っていうのは、そりゃーもう、小学校の理科の実験から知ってることですから。
で、耳タコ並みに「二酸化炭素は地球温暖化を進める気体です」ってことは、テレビでも小学校でも言ってる。
一方、電気なら、
電気を使うときに火や煙を見ない。 = 二酸化炭素は出てない。
って簡単に思っちゃう。
ガスレンジは「点火!ってかっこいいよねー」だかなんだか東京ガスのCMでもやってましたが、
使うそのときに、火を見る。
だから、「自分、二酸化炭素ってやつ、出してんじゃじゃねー?」って気分にもなりやすいんですよね。
オール電化の電磁調理器具だと、火がないのに、調理ができちゃう。
「おぉー、自分、エコライフしてる!」
そんな気がしますよねー。
エコな実感が伴うわけで、わかりやすく、「地球に優しい」とか思える。
でも、電気は、家で作ってるものじゃないのです。
発電所で、電気は石油やガスを燃やして作る
のが現在の日本では主流らしい。
(エネルギー教育研究会)http://www.denki.gr.jp/images/book2006/150dpi/g02.jpg
・・・あれ?
燃やさないからエコ なハズの電気が、燃やして作られてる。
燃やして、蒸気とかそういうものを使って、タービンとかいう風車みたいなものを回して作ってる、
っていうじゃないですか。
石油やガスと変わらないぢゃん。
それどころか、ガスを家で燃やすより、
発電所で一回燃やして蒸気で回して作るっていう手間をかけてるわけですから、
ガスを燃やして直接使うエネルギーより、
ガスから電気に作り変えたエネルギーの方が小さい
って、思いません?
さらに、
電気は、発電所で作って、長い電線を伝わって、家まで届く。
お湯を遠くで沸かして、長いパイプを通って、うちのお風呂に入れてるとすると、
お湯は沸かしたときより冷めていて当たり前だと思うんですよ。
電気だって、発電所で作ったときより、エネルギーが小さくなってるんじゃないでしょうか?
ね?
なんか、電気ってもったいなくないですか?
電気は、
とても使いやすいエネルギーだけど、
熱効率の悪いエネルギー
というのが、本当のところだと思っています。
石油ストーブを燃やすより、エアコンの方が室内の空気はクリーンですが、
部屋の外のことまで考えたら、
変わらない or エアコンの方が空気を汚している
のかもしれない。
「電気はエコだ」って胸張って言えるようになるには、
発電方法がエコにならなきゃダメでしょう。
発電材料を、太陽とか風とか地熱とか、自然なものをメインにできる。
石油やガスを使っても、効率よく電気に作り変えられる。
そういう日が来るといいですよね。
もちろん電力会社だって、効率が上がった方が儲けになるんですから、頑張っているに違いないのです。(応援してますよ、電力会社のみなさん!!)
だけどねー。
「オール電化でエコな暮らし」の嘘臭さが、CMも多くて、なんだか・・・。
こういう「わかりやすくてホントっぽい、実は嘘」って、
「あるある」だけじゃなくて、いろいろあると思うのです。
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